数か月前に、2022年北京五輪が終わったところですが、今回はその前の2018年平昌五輪のことを書いてみます。
開会前は「果たして日本は金メダルが取れるのか!?」との心配の声もありましたが、終わってみれば、前回のソチ五輪の1個(男子フィギュア)を大きく上回る4個もの金メダルを獲得しました。
しかも、羽生先生は男子フィギュアではなんと66年ぶりという2大会連続の金メダルという離れ業をやってのけました。
金メダルを獲得した男子フィギュア、スピードスケート女子500m・スピードスケート女子パシュートは、戦前からメダル獲得はほぼ確実と言われていたが、最後のスピードスケート女子マススタートの髙木菜那の金メダルはノーマークだったと思います。
私自身、カーリングの3位決定戦をずっと見ていて、マススタートはハイライトで見られればいいや、くらいに考えていました。
すると、カーリング中継の最中に『ニュース速報』が…
「スピードスケート女子マススタートで髙木菜那選手が金メダル」
!!!
これには驚いたのと同時に、金メダルの瞬間を見逃した(録画もしていなかった)ことに少なからずショックを受けました。
個人的には、マススタートやショートトラックはオリンピックの競技としてはどうなのよ…とは思うところもあるのですが、不確定要素が大きいからこそ面白い、という意見もわからなくはないです。
そして、連日中継は見ていた女子カーリングで、まさか銅メダルが取れるなどということも、まったく予想していませんでした。
大会前半は3連勝で乗っていたものの、後半は負けが込んできて、自力での決勝トーナメント進出を逃した時点で、正直もうダメかなと思っていました。
そこから、スウェーデンの援護射撃でアメリカが破れて、他力ながらプレーオフなしで決勝トーナメント進出。(さらに、この4年後にまたしてもスウェーデンの神アシストが炸裂して、銀メダルを獲得することになろうとは、この時の私は知る由もなかった。)
準決勝の韓国戦ではいきなり3点取られてからの脅威的な粘り。
そして、格上の英国を相手にした3位決定戦では、最終エンドの英国のラストストーンがまさかのミスショット、というまさに神懸かり的展開で、なんと悲願の銅メダルを獲得してしまいました。
この大会で一番感動したのは、小平奈緒の1000m銀→500m金でしたが、最も印象に残ったのはこのカーリングでした。
史上初のメダリストに輝いたそのこと自体が大きな偉業であることは間違いないのですが、前評判での日本チーム(LS北見)は決してメダル候補とは言えなかった。
しかし、紙一重のところで銅メダルを獲得できたのは、刻一刻と周囲の状況が変わる中でも、自分たちらしくステイ・ポジティブを貫き通したからで、その部分に関しては本橋麻里(マリリン)の存在が大きかったと思います。
さらに言えば、地元に凱旋した藤沢五月が初めて口にした「絶対に日本のカーリング界で初めてのメダリストになってやると思い続けてきた。」という内に秘められていた想いが、幾度となく彼女を奮い立たせて、それがその時に出来る限りのプレーに繋がっていったように見えました。
そして、勝ちたいという強い気持ちを持ちながらも、目の前の相手に対して敬意を払うというカーリングの精神を忘れなかったからではないかと思いました。
中部電力のスキップがいつの間に!?というのがオリンピック内定時の印象だったのですが、大会期間を通じて、すっかり藤沢選手のファンになってしまったのでした。
では、冬季五輪の名シーンの映像をご覧いただきながら、本日はこれで失礼いたします。
(本当は1から最後までじっくりみると数倍楽しめるのですが、時間の都合もあると思いますので原田氏に絞って貼っておきます。ちなみに私は低く切り裂くような飛び出しに定評のある岡部孝信のファンでした。)
ではまた。




