自分はめったにスターバックスには行かないのだが、友人がくれたタダ券の有効期限が迫っていることに気付き、今日はスタバで午後を過ごした。スタバには年に2、3回しか行く機会がないので、注文は毎回緊張感を伴う。
前の会社を辞めて大学院生になって暫くの間、収入がゼロだった時があった。入ってくる方がゼロでも、出ていく方は容赦がない。家賃、食費、光熱費、通信費などなど、生きていくための金は手加減なしで減っていった。好きなミュージシャンのファンクラブも退会した。たとえある程度まとまった蓄えがあったとて、みるみる預金残高が減っていく様は、精神的に良くないことを身を以て知ることとなった。
そこで次に考えるのは、月並みであるが出ていくものを減らすことである。社会人なりたての頃はほぼ惣菜や外食に頼り、飲み物も自動販売機やコンビニで買っていたものである。賢い友人の一人は、今ほど若い人による投資が盛んではなかったあの頃から、毎月コツコツと余剰資金を資産運用に回し、増やしたお金でアパートを1棟買って家賃収入を得ている。やはり高校生くらいからマネーリテラシーの教育はした方がいいと思う。
話が逸れた。そこで、大学院生になったくらいから遅ればせながら積極的に自炊をすることにした。
モチベーション維持のため、新しいメニューに挑戦したら、「自炊放浪記」と称してTwitterでつぶやいた。その甲斐もあってか、外食の回数を減らすことに成功し、食費の圧縮に成功したのである。定番はもやしナムルである。貧乏生活といえばもやし、もやしといえば貧乏生活といっても過言ではないゴールドスタンダードであるが、あの頃は1週間に2回はもやしナムルを食っていたと思う。レシピは至極簡単で、もやしをきれいに洗い耐熱容器に入れて、ごま油を適量、鶏ガラスープの素を少々を加えて、ふんわりラップをしてレンジでチン、これで出来上がりである。
さて、時々自炊をしていて不満に感じるのは、キッチンのレイアウトである。前の家は廊下のついでに小さな流しと1口の電磁調理器が付いているだけだったのでこれは論外としても、今の家はガスコンロが2口というは高評価であるが、その代わりに調理スペースが猛烈に狭い。何しろまな板を横に置いたら1/3が流しにはみ出してしまうのである。これならガスコンロは1口でも良かったんじゃないかと思う。
一方で、キッチン用品の業界の企業努力というのは素晴らしいものがあって、日本の狭いキッチンを有効に使うためのアイテムがたくさん存在する。例えば、食器の水切棚は、水道の真上の空間にちょうどフィットするように幅と高さを自在調整できるものを使っている。
少し話は変わるが、私は食器洗いが本当に嫌で、これを克服するためにキッチンで音楽をかけたり、食後の食器洗いは諦める代わりに食器を水で流すことで良しとしたりすることで、折り合いをつけている。Instagramではまだ書いていなかったと思うが、野望は食器洗い乾燥機の設置である。レビューを見ると、賛否両論あるようだが、テクノロジーでストレスが軽減できるなら悪くはないだろう。
次に住む家は、調理スペースがあって、食器洗い乾燥機を置けるキッチンの物件に住みたい。あとは、BS放送も映ってくれるとありがたい。

