昨今の物価高は、食品、光熱費、衣料品、家電製品などなど家計に直結するありとあらゆる財・サービスに襲いかかっているが、今日はそのうちの電気代の話である。
結論から言えば、夏の電気代はまったく恐れるに足らないというのが私の見解である。
総務省の調査によれば、単身世帯の電気代の月平均は5,791円(2020年)だそうだ。
冗談だろう?笑わせてくれるぜ…!というのが正直なところである。
ちなみに、我が家の先月(6月)の電気代は3,000円であった。
そして、暑さが増した今月(7月)の電気代も1日を残しているが3,300円くらいになりそうである。
では、ここからはその真相を紐解いてみたい。
まず、契約している電力会社であるが、こちらはマイルドな新電力であるauでんきで、基本料金は東京電力とほぼ変わらない。
次に、電気を多く使う家電は何かといえば、エアコンを筆頭に、冷蔵庫、衣類乾燥除湿機がトップ3で、残りは電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、テレビ、パソコン、ルンバ、洗濯機、空気清浄機、扇風機、換気扇、照明、携帯充電くらいである。
一般的に、電気をたくさん食う家電(電子レンジ、電気ケトル、ドライヤーなど)は使う時間が短くて、長い時間もしくは1日中使っている家電や設備(空気清浄機、扇風機、換気扇、照明など)は消費電力が小さい。
その例外がエアコンである。
帰宅したら寝るまでは、エアコンなくしては成り立たないが、我が家の電気代が抑えられているのはたぶんエアコンのところだと思う。
暑がりの人からはブッ飛ばされそうであるが、設定温度は28℃+扇風機がデフォルトで、寝苦しい夜には27℃に下げる。
寝るときは扇風機を消して切タイマーを2時間または3時間にして、熱帯夜で夜中に目が覚めたら28℃☓切タイマー2時間でもう一度かける。
多少の変化はあれど、自分の部屋を持つようになって以降、だいたいこのスタイルを貫いている。
家の中では基本的にTシャツとパンツで過ごすので、このくらいが丁度いい。
(だからといって職場もそうかと言われたら、まったくそんなことはない。職場ではTシャツとパンツという訳にはいかないので、遠慮なく24〜26℃でガンガンにエアコンをかけさせてもらっている)
あとは、部屋の作りも実は電気代に影響しているのではないかと思う。
自分の家は、4階建てアパートの3階で最上階ではないというのと、鉄筋コンクリート造のため木造よりも気密性、断熱性に優れていると思われる。
一方で不思議なのは、衣類乾燥除湿機の存在である。
我が家にあるのはコンプレッサー式の除湿機なので、このタイプは夏場に相性がいいのだが、除湿乾燥機を回せば暖かい空気が吹出口から出てくる。
当然、部屋は暖まるはずなのであるが、あまり電気代には響いていない。
これは自分なりの分析なのだが、除湿乾燥機を回すことで部屋の湿度が下がって、室温はやや高くても不快感が減じるのかもしれない。

シャープ 衣類乾燥機 除湿機 冷風機能付き 10L / プラズマクラスター 7000 スタンダード 11畳 / 2021年モデル ホワイト CM-N100-W
ちなみに私が購入したのは↑のモデルだったのだが、実際に使ってみると、洗濯物を乾かす観点からは、羽根が自動で動く「オートルーバー」が付いている方が良かったかもと思う。

シャープ 衣類乾燥機 除湿機 7.1L / プラズマクラスター 7000 スタンダード 8畳 / 2022年モデル ホワイト CV-P71-W/タイマー付 除湿器 強力除湿 スピード乾燥 オートルーバー
さて、話が少し逸れた。もう一つの要因も読者諸賢から怒られそうでなのだが、我が家の電気は20アンペア契約である。
普通、単身者用物件のブレーカーは大抵30アンペアがデフォルトである。(電磁調理器があると40〜50アンペアになっていることが多い)
これを電力会社に依頼して、契約アンペア数を変更することで、基本料金を安くすることができる。(いくら安くなるかは電力会社のホームページで確認できます)
もっとも、これには不便な面もあって、電気ケトルや電子レンジを使うときはエアコンは消さないとブレーカーが飛んでしまう。(なぜそうなるか知っているのかというと、何回も飛ばしたことがあるからですね)
そんなまどろっこしいこと出来るかい!というものご尤もなのだが、たかだか2、3分エアコンを止めたところで部屋が灼熱地獄になりはしない。
そんなこんなで、夏場の電気代は正直全然恐ろしくない。
とまぁ、読者の皆様に全面的にマウントを取って終わり、となればなんとも感じの悪いチラシの裏、という訳であるが、私の天敵は冬の寒さである。
寒いと布団から出られない。
着込んでも手足が冷たい。
寒いと気持ちが鬱々としてくる。
こうした寒さへの脆弱性があるため、冬の暖房が欠かせない。
本当に節約を考えるなら石油ファンヒーターを使うべきなのだろうが、火の元が怖いのと、換気性が悪く排気が身体に著しく悪そうなので、単身者物件に住む間は、暖房はエアコンという選択になるだろう。
ちなみに温風が吹き出すセラミックヒーターは、エアコンよりもランニングが高いことはよく知られていることである。
したがって、正直に言えば、夏に節約した分を冬の電気代に回しているのが現状である。
冬場は月の電気代が5,000円を超えることもある。
それでも、一人暮らしを始めてから年間の電気代が40,000円を超えたことはない。
やはり、夏は褌作戦が奏功しているのであろう。

