カレー

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 本日はカレーの話である。御多分に漏れず、自分の実家もカレーは晩御飯の定番メニューの一つであった。豚肉は小間切れで、じゃがいもや人参は大きめであった。そして、これは賛否が分かれるところだが、我が家のカレーには椎茸が入っていた。椎茸は味の主張が比較的しっかりとしたキノコで、椎茸が苦手だという子どもも多いと聞く。しかし、私はこの椎茸が入ったカレーが好きだった。
もう、実家でカレーを食べることも珍しくなったが、今でもきのこカレーは好きである。

 さて、カレーは一人暮らしにおける定番メニューであると言っても異論は少ないだろう。まとめて作って冷凍保存が出来るし、あとはご飯さえあれば他におかずがなくても立派な食事として成立するという点が大変優秀である。ただし、冷凍を前提としたカレーを作る際には、じゃがいもを入れてはいけない。インターネットをみれば、簡単に出てくるようなもはや常識であるが、若かりし日の私は、じゃがいも入りのカレーを作って冷凍し、見事にジャキジャキパサパサのじゃがいも氏と対面したのである。
捨てるにはもったいないため、そのカレーは食べ切ったが、敗北感は否めなかった。
 時代は下り、自炊の失敗事例も以前よりは格段に減ってきてはいる。最近は、水を入れないで作るカレー、その名も「無水カレー」に挑戦した。詳しい作り方は、【無水カレー レシピ】でいくらでも出てくるので、それはレシピのサイトに委ねるとして、この水を使わないカレー、なかなか美味であった。水分を補うためにトマト缶を使ったのだが、サッパリとした酸味を演出するとともに、玉ねぎの豊かな味わいも楽しむことができる。圧力鍋でもあれば、もっと美味しく作れるだろうと思った。設備投資は今後の検討課題である。ちなみに、カレー粉はこれを使うことが多い。辛いのが苦手なので、ブレンドして調整している。


コスモ直火焼 カレールー 中辛 170g×3袋

ハウス バーモントカレー 甘口 230g×3個

 自分で作るカレーも悪くないのだが、お店でしか食べられないカレーもまた魅力的である。まずは、何を差し置いてもカツカレーである。糖質ブースターの代表格の料理である。昔はカロリーオーバーなのは重々承知の上で、仕事終わりによくカツカレーを食べていた。揚げたてのロースカツとカレーを家で同時に作るのは一苦労なので、カツカレーは完全に外食メニューである。最近は食べる機会が少なくなったが、カツカレーは自分の中では背徳グルメの位置付けである。ザクッとカツにかじりついた後、カレーを纏ったライスを頬張る時間は、多幸感に包まれる。書いていて、本当にカツカレーを食べたくなってきた。

 そして、もう一つの代表が、ナンにつけて食べるインドカレーである。恥ずかしながら、バターチキンカレーの存在を知らなかった私は、長らく「インドカレー=とても辛い=辛いものが苦手な私には食べられない」という思い込みの方程式の呪縛にかかっていた。まだ至高のバターチキンカレーに出会ったことはないので、いつかどこかでお目に掛かれたらと思っている。

 最後は、友人から猛烈なレコメンドをされているのが、北海道のスープカレーである。
友人に暗黒の高校修学旅行の話をしたら、「それでは、貴方は北海道を訪れたことにならない」という強烈なコメントを頂戴したことがある。私は30歳の時に47都道府県を全制覇を達成したのだが、「それも北海道がカウントに入らないから幻だ」と今でも冗談でよくいじられている。最近では、日本国内で今一番行きたいところは?と問われれば、「北海道」と即答している。インフレで旅行も気軽には出来なくなったが、本当の北海道に出会うことが、当面のモチベーションとなっている。

 カレーの話が、いつの間にか北海道の話にすり替わってしまった。私の意識には、確実に北海道が居座っている。

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